こちらはNPO法人子ども発達支援協会CDCIの日々の活動をご報告するブログです!
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第四回CDCI心と身体のケアセミナー


2010.9.26.

第四回CDCI心と身体のケアセミナー
『よりよく、その子が生きていくためにパート2』


療育の現場では様々な障がいがありますが、「どうしてこの子が…」「なんでこの人が…」
という迷いや悩みは皆同じです。人と人がどうやって支え合って生きていけるか“一緒に考えよう”と各分野の専門家、障がいを持つお子さんのご家族などが参加しました。

今回のシンポジウムは障がいを持つお子さんやご兄弟、ご家族なども参加、お子さまへ直接質問をなげかけ、お答えいただく…という場面もあり、また青木裕子さんの朗読もあり、和気あいあいの内にも涙あり笑いあり、感動と発見があった充実したものでした。
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就学前の障がいを持つお子さんの家族は、心配や不安でいっぱいです。「できたら普通校に入れたい」という気持ちの中にはネガティブなものばかりではなく、「健常の子ども達に障がいを持つ子どもと普通に交流できるようになって欲しいから」という将来の社会環境をも見据えた気持ちからでした。「うちの子は無理」と思う前に、その子の存在ができる事、可能性を信じる事が大事なのです。参加者の内海邦一さん(放送作家)は同じ障がい児を持つ親御さん達に時間をかけてアンケートを取りました。
その中の項目のひとつ“小、中学校の先生にお願いしたい事は?」で回答は大きくは3つ。
『健常の子との交流』『手を貸すのはどうしてもできない時のみに』『おとなしい子も面倒を見てください』というものだったとの事。
これらの回答から痛く思い知らされるのは、健常の子ども、先生、保育士さんの方々に障がいをキチンと知ってもらう必要があるという事。また活発な子どもの危険を考え、どうしても
そうした子ども達の面倒を見てしまいがちだが、交われない子どもの面倒も大事である事…
CDCIのメンバーそして参加の皆様の次なる課題を発見できた瞬間でもありました。

さらに、会場からは「虐待」という言葉も出てきました。専門のひとつでもある松田副理事長から「虐待というのは子どもを不適切に育てる事を意味する」というのは暴力という意味だけではなく、子どもを不適切に育てるという事も意味する…との説明もありました。
どうしたらよいのか解らない問題が発生した場合、「アウトリーチ」…放っておかない、こちらから出向いて支援するシステムや機関が地域にはある事も、今後、さらに具体的なテーマとしてCDCIのシンポジウムで取り上げていきたいと思います。
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(ご参加いただいたコメンテーター) 
•青木裕子氏(NHK元アナウンサー、朗読家)  
•内海智子氏(フリーライター。知的障がい児のプロダクション/ケイプランニング芸能部子ど  
      もSPクラスマネージャー、著書「ぼくはダウン症の俳優になりたい」(雲母書房)
•内海邦一氏(放送作家)
•佐伯裕子氏(北野ハピネスセンターくるみ幼稚園園長)
•田中容子氏(三鷹市教育委員会教育相談室副主幹)
•山本喜久子氏(藤沢市手をつなぐ育成会役員)
•中森規子氏(中学2年生の支援級のお子さんの母)
•木下知美氏(小学校1年の支援学校のお子さんの母)
他に前回、コメンテーターとしてご参加いただきました(株)キユーピーあいの湯田正樹社長はじめ多くの方々にオブザーバーとしてご参加いただきました。また(株)キユーピーあい様からご参加の皆様へお土産をご提供いただきました。有り難うございました。
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by cdci | 2010-09-26 23:00 | 心と身体のケアセミナー